さいころトーク

精神科病院で働く臨床心理士、自称サイコロのお姉さんです。日々の臨床で感じたことや、大好きなサッカー、音楽についてあれこれ綴っていきます。

マジメな話あれこれ

毎日毎日、暑いですね~!

暑いとぼやくことすら飽きてしまいそうです。

今日は公休日でしたので、元りばさぽ仲間のAyaさんと、下北沢へ。
440というライブハウス?のようなお店で遅めのランチ。
ボリュームがあって、リーズナブルなランチでした。

その後、一軒家風のカフェに移動。
夏の夕暮れを眺めながら、まったりとお茶をいただき、
映画やサッカーのお喋りで楽しい時間が過ぎていきました。

Ayaさんが頼んだチャイのプリン。
チャイとシナモンの香りが効いていて、
少し弾力性のある舌触りよかったですね。
途中から交換して、全部さらっちゃいました!

チャイのプリン

私が頼んだのはダークチェリーのチーズケーキ。
これもラズベリージャムとの相性がよく美味しかった。

チェリーのタルト2JPG

Ayaさんはサッカー好きだけでなく、かなりの映画マニア。
ミニシアター系の映画には相当詳しいようです。
この日も、レンタルにはあまりないようなDVDをどっちゃり持参して
色々解説してくれたのですが…
いかに自分が映画から遠ざかっていたががよ~く分かりました。
この10年は失われた10年といってもいいくらい、
ロクに映画を見ていなかった(汗)!

ナンでだろう…痛勤時間が長くて、ゆっくり画面の前に座る時間が
持てないのもあるけど、シビアな現実が物語を圧倒することもあるので、
あんまり楽しめなかったのかな~。

ま、この夏休みは忘れかけていた映画の楽しみを
ゆっくり取り戻したいと思っています。

ところで、
昨日ある人に言われたんだけど、
『人間は喜びを見つけようとする生き物だと思う』って。
『でも、その喜びを見つけられなくなった、楽しいと感じられなくなった。
だから生きている価値がないし、死ぬことしか考えられない』のだと~!

果たしてそうなのかな?!
毎日、喜びを見つけられれば、そりゅあ充実した生活になりそうだが、
そんなことって、どの程度実現するものなんだろう
心から喜べる日が10%あったとしたら、
残りの90%は平々凡々な日々の繰り返しだったりしないのかな?

毎日が楽しくない、こんなはずじゃない、喜びが見つからないと嘆くよりは、
身近なところや、足元にある、ちょっとした変化や発見に目を向けて、
そういうコトを喜んだり、楽しめるほうがよっぽどいいなんじゃないかな~?

どうしても人間足りないこと、マイナスなことに目が向き勝ちだけど、
少しでもいいこと、楽しいことのほうに意識を向けていくと、
それがプラスの流れを呼び込んで、いい方向のループにいくことがあると思う。
これはAyaさんの意見の受け売りだけどね。

ネガティブな考えが悪いループにはまりだしたら、
プラスの方向や解決策は見えてこない。
一旦仕切りなおしたほうがいい。
意識してでも、違う視点を探して、違う発想が出てこないか、
アタマを冷やして探ってみたほうがいい。
もう~自分には○○しかない、と
結論に飛ぶまえにね。






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時には『逃げ場』も必要だ

Biburyの木

毎日暑いですね~!

猛暑にうんざりしてきたので、涼しげな写真を飾ってみました。
(前にも一度出したことがあるかも)

去年、Englandを訪れたとき、Biburyの田舎道で撮ったものです。
高い空と緑の丘陵、小鳥のさえずりと乾いた風が心地よくて、
ただただユックリ流れていく時間に身を任せる、
そんなのんびりしたひと時を楽しんだのでした。

なにもせず、なにも考えず、流れていく時間に任せる
そういうゼイタクはなかなか許されないものですね。

オトナになって、責任世代と呼ばれる歳になると
押し寄せてくる義務や押し付けられる役割に縛られて
身動きがとれなくなってしまう。

たまの夏休みでさえ、家族サービスに追われて、
なかなか自分の時間がもてない…と嘆いている
お父さん、お母さんも多いのでは?

オトナだって、イヤ、オトナだからこそ
息抜き、お休みは大切なんです。
時には全てを忘れて、自分自身に戻る時間を認めてあげても
いいんじゃないかな~。

オトナとしての義務や役割や、仕事や家族からも離れて、
誰からもジャマされずに素の自分に戻って、
リラックスできる時間。
そういうひとときがあれば、チカラとゆとりを取り戻して、
また元気に頑張れるように思う。

これって、学生時代に読んだミセス・リンドバークの
『海からの贈り物』にも出てきたテーマだったことを思い出しました。
あの頃はまだピンと来なかったことが、いまではいたいほどよく分かります。

リンドバーク夫人のように、自分のための時間を作って、
誰にもジャマされない場所に行くことは、なかなか難しいけど、
日常生活のなかに小さな逃げ場を作っておくことなら
出来るかもしれませんね。

お気に入りの仲間とのお喋りだったり、英会話のレッスンだったり
行きつけの飲み屋さんだったり
スポーツバーでみんなでハイタッチする時間だったりするかも知れない。
そういう仲間と楽しむ時間も逃げ場になるけど、
私は1人で充電する時間も大事だと思っています。

ま、これは人それぞれだと思うけどね~。

日常のなかのちいさな逃げ場を沢山作っておくことが、
ストレスの大波を上手く交わすためにも大事だと思うのですね。
少しずつでも心のガス抜きをする場があれば、
闇に侵食されることもないと思うのですが、はてさて…。




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心の闇とのたたかい

マージーリバー

明るい話題をアップした後で恐縮なんですが…。

この6月から7月は、けっこうシンドイ状況でした。

World Cupやツール・ド・フランスなど、白熱したスポーツイベントが続いて、
楽しく過ごせた日もあるにはあったのですが…。

やっぱり気がかりなコトがあると、そんなに集中できないし、
心から楽しめないものですね~。

心配ごとは心のエネルギーをいっぱい消費します。
そして、いくつもの心配ごとを同時に抱えるのは
かなり大変なことです。

私は人の悩みに付き合い、支援を考えることを生業にしているわけで、
いくつもシンドイケースを持つこともあるにはあったのですが、
今回ばかりはちょっとしんどかった。
心の闇に侵食されて、まかり間違ったら遠いところへ行ってしまうかも?
というケースと関わったのです。

最初はそこまで深刻な方とは思わなかったのですが、
気づいたら凄い勢いで、心の闇に呑み込まれ、
絶望の淵にまで追いやられてしまいました。

その方がけっこうかたくななキャラで、
なかなか精神科の治療を受け入れようとしなかったことも
深刻な事態にいたった要因かも知れません。
毎回毎回、ネガティブ思考の下向きループにはまり込んでいく
患者さんを、どうにか引っ張りあげようと、
ドクターも私も、そしてご家族も必死でした。

生命の危機を伴うケースは、相当神経を遣うことを実感しました。

もうちょっと、自分の力量や支えるエネルギーをアップして、
周囲からの援助をうまく利用する手立ても考えないと、
1人、2人の点で支えていては身がもたないなあ…というところです。

でも、ご家族がいい形で協力してくれたり、
職場の支援体制もよかったおかげで、どうやらマイナスのループからは
脱却できたようです。
当面の危機は回避できたので、本当に肩の荷が降りました。

これからは、心の闇がまた膨れ上がらないように
封じ込め作戦を考えていくところです。

やっぱり早い段階で闇が侵食してこないように
高い位置からプレッシャーをかけていくのかな~。










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このごろのこと

すっかり更新が滞ってしまいスミマセン…(^_^;)。

まったく持続力のなさ丸出しですね~。

書きたいことや撮りためた写真もあるのですが、
自宅に帰るとパソを開く気力が萎えてしまうのです。
異常な眠気に襲われて、ご飯の後片付けもしないままお布団へ。
そのまま朝まで爆睡という日も…

心身ともにエネルギーのバランスがとれなくなっているのでしょう。
仕事に関わり過ぎ、巻き込まれ過ぎもあるかも知れない。

もう少し距離を置くべきなんでしょうね~。
私が出来ることは限られているのだから、職場を出たらさっぱり忘れて、
次のリーグ戦のことでも考えればいいんです…

それが年々難しくなっている。
みんなが時間外もガンガン勉強して、スキルアップを目指していると思うと、
自分もやらなきゃ…という気持ちにさせられる。
それに、少しでも患者さんの役に立つ情報を吸収しようと思うと、
本をチェックしたり研修会に顔を出たり…

そうすると時間が足りなくなって、試合は後回し。
応援したくても出来ない…ジレンマの繰り返しです。

サポーターになった頃はヒマだったんだなぁ…。
こんなに消耗することはなかったし。
建替え中で患者さんも減っていたんだ。

前はグループで限られた関わりしかしてなかったけど、
個人面接で一個一個がシビアなケースが増えています。

年齢も上がり、本人を取り巻く状況が変化、
親の高齢化や介護、見取りの問題にも
直面せざるを得ない状況になっている。

ただでさえ人付き合いや地域との接点の乏しい患者さんが、
身近な唯一の支えを失ったとしたら…

その時はその時、それは患者さんの運命なのだから、
本人が受けいれるしかない、と割りきればいいのだろう。

多分、彼、彼女たちは自分たちなりのペースで、
現実を受けいれていくのだろうから。

でも心にあいた穴をうめるのにはたくさんの時間がいるだろうし、
落ち着きを取り戻すまでにどれだけ苦しい日々が続くのだろう…。

と思うと、やるせない気持ちにさせられる。
苦しむ姿をただ見守るしかないのも
ひじょう~にツラいものだ。

かといって、自分が消耗していてはシャレにならない。
ミイラ取りがミイラになっては元も子もない。

せめて消耗したエネルギーを補給するために
美味しいものを食べたり、楽しいお喋りに花を咲かせないと…。

週末は美術展にりばさぽ仲間とのオフ会。
せめてこの日は羽根を伸ばしてこよう~っと!

グラス2

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ささやかな願い

カイトの雄たけび@スパーズ戦


りばぽに、ついに夜明けが
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!


難敵スパーズ相手に2-0の完封勝利!

クリーンシートは久しぶり?!
…のような気がしてしまったけど、
Aston Villa戦もゼロ封でしたね。

そんな日が遠く思えてしまうほど、
長い長いトンネルのなかで
不安なまま手探りしてきましたが、
やっと光が見えてきたみたいです。
主力が次々欠けていくなか、

オレらがやるっきゃない!

みたいな求心力と結束力が生まれたのかも。

一つの答えを見いだしたりばぽですが、
これを持続できるかどうかが大事ですね~。
Wolvesに足元を掬われないように、
気持ちを引き締めて欲しいな。

ところで、私自身もまたトンネルの中、
出口を目指して走り続けています。

ときどき光は見えるのだけど、とても微かなもの。
一体あとどれくらい走り続ければいいのか、
出口にたどり着くことはできるのか
まだ答えは見つかりません。

今週、恐れていた事態になってしまいました。

先日、服薬に抵抗があると言っていた患者さん。
やっぱり症状が悪化しているようでした。

診察のとき真顔で、

組織に狙われているのは現実だと分かりました。

…と語っていたそうです。

思い込みと現実が入れ替わってしまったのです。

始終組織に狙われている感じがしていては
神経をすり減らしてしまうでしょうに、
それでも不安を鎮める薬をガンとして拒んでいます。

このままでいいんです。

と言われているそうです。

このまま…さらに症状が悪化したら…

万が一、思い込みに動かされて、
自らを傷つけるようなことになったら…

つけ狙っていると思い込んでいる相手に
仕返しを試みたりしたら…
(実際にはそんな組織などないけど)

この方とは次回の面接を約束したのだけど、
もしも来てくれなかったら…


と、想像は悪いほうに膨らんでいきます(汗)。

気が気じゃないけど、
患者さんが病院に接触してくれないかぎり、
どうすることも出来ません。

腹をくくるしかない。
あとはご家族の援助を信じて待つしかありません。

本当に、この方はとても順調に来ていたのです。
お薬がとてもよく効いて、外に出る不安も、
狙われている感じも薄れてきて、安心感を取り戻していました。

あのまま服薬を続けていたら、
好きな映画やコンサートに足を運んだり、
若いときの趣味を再開することもできたはずです。

第二の人生を謳歌する自由を、
自ら手放してしまったようなもの。

1日でも早く、
間違った道に迷い込んでいることに
気づいてほしいと願っています。

円陣2@スパーズ戦

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