さいころトーク

精神科病院で働く臨床心理士、自称サイコロのお姉さんです。日々の臨床で感じたことや、大好きなサッカー、音楽についてあれこれ綴っていきます。

新しい明日に向けて

こぶしの木3JPG

2月に京都~大阪駆け足ツアーその1をアップしてから、
ずっと更新ができなくて、ひじょ~に気になってはいたのですが、
手がつけられずにいました。

その間、ボルゲーゼ美術館展を観にいったり、
オフ会でりばさぽさんたちと語り合ったりして
羽を伸ばす機会もあるにはあったのですが…。

2月から3月はウダウダ、モヤモヤした気分のまま
過ぎていったような気がします。
きっとそれはLiverpoolのスランプともリンクしていたんだろうな~。

仕事やプライベートが上手く回っていないときも、
Liverpoolにチカラづけられることが何度もあった。
しかし、今シーズンはそれも期待できない。
たまにしか見れない試合がヒドイ内容だったとき、
ホント~に気分が悪くなってしまいました。
きっとそんなLiverpoolは見たくない、受け入れられないと、
身体が拒否していたのだと思う。

そう、身体は正直です。
心に何かモヤモヤしたものがよどんでいるとき、
吐き出せないイライラが溜まっているとき、
どこかが痛みだしたり、気分が悪くなったりする。
危険を知らせるシグナルのように。

3月中、シビアなケースを見ていたこともあって、
ウチに帰ってくるとなんも出来ない、動けない、という
時期がありました。
頭も鉛のように重くなって、全然思考が働かない。
さっき聞いたことがすぐぬける、忘れる。
手のチカラがぬけて、やたらに物を落としてしまう。
まるで身体がストライキを起こしているみたい。
これはやっぱり何かがおかしい。
悪いものが頭に飛んでしまったのではないか…?

年度末の日、例のサディスティックな検査の結果を聞きにいったついでに、
先生にお願いして、アタマの中味も調べてもらうことにしました。

先生というのは、前にも登場したブースカ先生です。
いつもおだやかな笑みをたたえて、のほほ~んと構えているのですが
こういうときの先生の判断は迅速で的確です。
すぐその場で『緊急ですから!』とねじ込んでくださいました。
ありがたや!

バタバタと検査室に駆け込み、アタマの輪切り写真を撮ってもらいました。
狭いお釜のような所に入れられて、磁石のチカラを利用して
アタマの中味を調べる検査です。
シンセサイザーのような音や、工事現場のような騒音が聞こえる中で
じーっとしてなければいけないので、ちょっと息苦しいのですが、
これで悪いものが見つかるのならお安いもの!

そして待つこと2時間余。
検査の結果は両方ともシロでした。
ああよかった…!

私の中にモヤモヤと溜まっていた不安が
スーッとぬけていくのが感じられました。

今のところ再発の兆候は見当たらないということで、
無事に4年目をクリアすることができたのでした。

4年…一つの節目が過ぎたのですね。

今までは無我夢中で、ひたすら治ることを願い、
少しでも違和感があると、また元の木阿弥?
またあの辛い日々に戻るの?…と
不安になってしまっていたけど、
これからはもう少し距離を置いて、冷静に考えられるといいかな~。

とりあえず不安材料は片付きました。
これで、また明日から、前を向いて頑張っていけそうです。

そうそう、愛すべき私の主治医、ブースカ先生も、
この日を最後に別の勤務先に転勤されるということでした。

最初にお会いしたときは、まだ若いのに大丈夫かな…?と思ったり、
細胞採取がヘタで、困ったなぁ~と思ったこともありました。

でも、それ以外ではやさしくキッチリ対応してくださいました。
いつものほほ~んと穏やかに構えているのですが、
ここぞというときは的確な指示を出してくれます。
こういう先生になら、患者さんも安心して
色々と相談できるだろうなぁ~と思ったものです。
私も領域は違うけど、先生のような医療者でありたいと思います。

新しい病院でも、ほんわか笑顔で患者さんを和ませてほしいものです。


ブースカ先生に心からのお礼を述べて、私は病院をあとにしました。

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おかげさまで3年経過

ドイツ・ワールドカップで世間が湧いていた2006年は、
私にとって大きな転機、いや危機の年でした。

放置したら命にかかわる病気と言われて、
私自身が崖っぷちに追い詰められたのです。

それから7ヶ月、外来で治療を受けたのですが、
これがまたトンでもなく『強力な治療法』だったため、
心身ともにヘロヘロになってしまいました。

今のりばぽのようなポンコツの状態でしたが、
気合いと治りたい一心で何とか乗り切りました。

その後手術を受け、別の強力な治療を25回もやったりして、
どうにか休戦に持ち込むことができたのです。

いま私の敵はなりを潜めていますが、いつまた
勢いを盛り返してこないとも限りません。
なにせ、レアルのように攻め手を知っていて、チェルのように強靭で、
マンユーのように容赦ない敵です。

この先も崖っぷちではないにしろ、険しい尾根道を歩いていく
ことになるのだと思います。

でもきっと、その道のところどころには、
心安らぐ風景や、ワクワク、ドキドキする出会いもあると
信じています!

生きてる限りは、新しい経験への関心とトキメキを
持ち続けたいですからね~!

それに、日頃は患者さんを支える立場のワタシが、
支えを必要とする立場を経験したことも、
大きな意味があったのだと思います。

それは自分自身の存在にかかわる危機だったし、
アイデンティティーを突き詰められる厳しい経験でした。
ある意味、終わりのない危機といえるかも。

それでも、こういう仕事を続けていく以上は、
誰もが問い直していくべきテーマなのでしょう。

自分に出来ることは何なのか?

何が患者さんの役に立つことなのか?

病むとは?
健康とは、どういうことなのか?

そもそもこの両者は、はっきり分けられるものなのか?

病とともに生きることが難しい社会って、そもそも健全といえるのか?

ひとは何のために生きていくのか?

ちょっと重たいテーマだけど、医療と援助に関わる限り、
避けて通ることは出来ないのです。

勿論、いつも自問自答してる訳じゃないけど、
たまに真剣に考えるキッカケにはなったかな~。

と、少しマジメな術後3年の今日この頃なのです。

街はすっかりクリスマス仕様。
平穏な年末を迎えたいものです~。

でも、シーズンの佳境はこれからなのだ!

パルコのクリスマスツリー2

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酒呑みの業は深い。

トーレス@メルウッド


*写真は本文とは全く関係ありません(汗)。

そして、この記事は、決してお酒好きな方を
非難しているわけではありません。
念のため!

日々、お酒を呑みながら、家族や恋人、友人との楽しい時間を
過ごしているみなさんには関係のない話です。

そうではなくて、お酒と上手く付き合うことが出来ず、
お酒とホドホドの距離が取れない人、
お酒に呑まれてしまっている人、
お酒に蝕まれてしまっている人の話をうかがって、
思わずこぼれてしまった一言。

それが冒頭の、
『酒呑みの業はふかいなあ~』
という言葉でした。

今、困ったケースになりつつあるEさん。
ストレスがかかるたびに、お酒に逃げてしまいます。
本人の言い分は
『タバコを止めたんだから、お酒は許してよ』
でも、客観的には呑んでていい状況ではありません。
以前に肝臓をやられて、危機的状況に陥ったこともあります。
それでも呑める程度に回復すると、
またもや習慣的に呑むようになってしまいました。
ホントはアルコールは断ったほうがいいのです。
うつ病のクスリや睡眠薬も飲んでいるのですから。
家族の方も、私からも、何度か苦言を呈してきました。
それでもヤメラレナイのです。

思わず私は職場の人にボヤいてしまいました。
『お酒を止めてもらう方法ってないものかなあ』

『それはムリよ~。お酒好きな人って、体がボロボロでも呑み続けるんだから。
 うちに父がそうだったけど、悪いって分かってても、絶対止めなかったわね』

『うちのオヤジもそうだったね。最後は肝臓ボロボロで死んだけど、
 ギリギリまで呑んでたもん。僕は休肝日を作ったけどね~。』

『絶対止めないと思うわよ。体が壊れるでもしない限り』

うーん。
やっぱりそうだよねー。

そうまでして呑まずにはいられないのか。

私もお酒は好きだけど、あまり呑めない。
せいぜいカクテル2杯ぐらいで酔いが回ってしまう。
そこで上手くストップがかかるのだ。
健康にもそれほど影響のない量で、自然に止まっているのは
ありがたいことだと思う。

でも呑めてしまう人は、とことん呑んでしまうものなのねー。

そしてもうひとつは、お酒のほかに生活を楽しむ術を
あまり持っていないことなのだろう。

先のEさんも、お酒ぐらいしか、楽しみがないという。
それだけでは、あまりにも寂しい。
せめて、お酒を通じて家族や友だちとおしゃべりを楽しむとか、
私たちサポーターのように、呑みながら喜びや苦楽を共有するとか、
そういうことが全然ないのだ。
せめて奥さんと一緒にたしなむ…でもいいのに、
それすらもない。
どうしてもお酒をヤメラレナイEさんに、愛想をつかしつつある。

ただ呑むことだけが楽しみであり、
苦しさから逃れる手段だとしたら、
あまりにも寂しい。

こんなEさんが今後を立て直すためには
どんな援助が望ましいのか。
頭を悩ませる日々である。
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いいこと探し10

いい写真写り

アロンソ王子2


オトナになるって、大変なことだ。
毎日、いろんな義務や課題や責任に直面しなきゃいけない。
時には投げ出したり、逃げ出したくなる日もある。

毎日のなかで、ちょっとした嬉しいこと、楽しいこと
面白いこと、そういう発見があれば、
少し元気になれるかもしれない。
ある先生が、毎日、楽しいと思えることを30こぐらい探してみようと
本のなかに書いていた。
ごはんが美味しい、風がここちよい、そんなちょっとしたことで
かまわないのだが、さすがに30も探すのは面倒だ。
私は、患者さんには10個でいいから、探してみたら?と伝えている。

今日はお昼に好きなメニューが出た、
気の合う看護師さんとお話ができた。
観たいテレビが見られた…そんなことでオッケー。

私にとっては、やっぱり元気の源はりばぽだ。

みなさんにとってはどうでしょう?

今日のちょっと嬉しい発見は、
写真うつりのいいアロンソさんなのでした。
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元気のミナモト

おちゃめジェラ小

ベラルーシ戦に向けた抱負、ファンへの期待、コール&テリーの離脱、
監督の采配、ランピーとのコンビ、人種差別問題などについて語っています(と思う

プレスカンファ

シリアス顔もいいけど、お茶目なスチービーもステキだ




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