さいころトーク

精神科病院で働く臨床心理士、自称サイコロのお姉さんです。日々の臨床で感じたことや、大好きなサッカー、音楽についてあれこれ綴っていきます。

乾いた心に歌の雨 Travis Live in Japan@東京国際フォーラム

2月の最終週は、ひどいお天気でしたね~。

ただでさえドンヨリしてしまう陽気のうえに、
調子を崩す方が何人かいて、色々考えさせられました。

なかでも懸案は、患者さんが年老いた親の面倒をみる
病老介護のお宅。

親御さんの認知症の症状が進んでいるようなのです。
元気な人でさえ、心労が溜まることなのに、
心の余裕がない患者さんには相当なストレスになります。
自分の症状と闘いながら、年老いて、ダンダンと1人では
行動できなくなる親のフォローをする。
その不安と、心細さは想像以上でしょう。
今後、支援の強化を考えなくてはならない。。。

重い気持ちを引きずって帰途についた金曜日
気分も体調もムチャクチャだったのですが、
気力を振り絞って、Travisのライブに行ってきました。

なぜか発作的に、突然行きたくなったTravis。
ヒット曲くらいしか知らなくて、それほど聴きこんでいるわけではないけど、
耳に残っている歌が多い。
やさしく、おだやかで、染みとおるようなメロディーが
今の気分にとてもマッチしているのかも知れない。
身体がTravisを求めていたのかな?

そして、ライブに行ってみて分かったんだけど、
売れてるバンドにも関わらず、全く気取らない、驕らない、
とても気さくで、距離感が近い。
Coldplayはスーパースターのパフォーマンスだったけど、
Travisはファンとバンドがもっと身近で、一緒になって、
ライブを創りあげている感じでした。

曲の紹介やMCもおざなりではなく、
『Closer』では歌詞の意味を丁寧に説明していて、
ファンにメッセージをしっかり伝えようとする姿勢が
感じられました。
客席がひとつになった大合唱、鳥肌ものでしたね~。

途中、FALLING DOWN では、ヴォーカルのフランが
客席に下りてきて、お客さんとハイタッチの嵐、
中央通路のまん中でお客さんに担がれながら
歌ってたのにはビックリ。

アンコールのFLOWERS IN THE WINDOWでは、
アンプを通さず、ナマ声とギター一本、タンバリンだけの
パフォーマンス!
ファンも手拍子や指を鳴らして、一緒に歌うんだけど、
本人たちのナマ演奏を損なわないような気遣いが感じられた。

そしてラストのWHY DOES IT ALWAYS RAIN ON ME?
最後のコーラスでは定番なのか、ファンが一斉に
ピョンピョン跳ねる、跳ねる。
つい私も一緒に跳ねてたら、息切れしちゃった。

いや~、行ってよかった。素直に楽しめた。
何かを伝えたい気持ちと、うけとろうとする気持ちが、
ひとつになるって素敵ですね。
大げさな演出も、ライティングも、機材も本当は必要なくて、
ただ歌とギターと手拍子があればそれで充分。

乾いた心にたくさんの潤いをいただいたライブでした。

これは東京国際フォーラムではなく、名古屋でのライブ画像ですけど、
雰囲気がよく伝わってくるのでアップしました。

まさに音楽の原点だと思いました。



Travisに興味を持つきっかけになった曲、
Re-OfenderのPVもなかなか面白いので乗っけてみました。
なんでこんなお姿でステージに立っているのか、
その訳はね…




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