さいころトーク

精神科病院で働く臨床心理士、自称サイコロのお姉さんです。日々の臨床で感じたことや、大好きなサッカー、音楽についてあれこれ綴っていきます。

病と健康のはざまで

年内の仕事もようやく終わってひと息。

仕事納めの日の午後、2人の患者さんとお話ししました。

1人は最近入院されたAさん。
ここ15年ほど、幻聴や妄想に苦しめられてきた方です。

そうした症状のために人に嫌われているのでは?
という不安がいつもつきまとい、ツラい思いをしてきたようです。
それでも人に接する姿勢はオープンで明るく、心の健康な部分は
損なわれていないようです。

こちらが心の病気が起こるメカニズムや、症状とのつきあいかたを説明すると、
非常に納得がいったようすで、

これまで幻聴に振り回されて、マズイことをしてしまったけれど、
幻聴を相手にしてはいけなかったんですね。
とても勉強になりました!


素直にうなずいていました。
まあ、この心理教育がどこまで本人に定着して、
本当にさし迫った場面で活かせるかどうかは、まだ分かりません。

ただ、こちらが伝えたことをそのまま受け入れて、
理解しようとする手応えは感じられたのでした。

その後、以前にも登場したMさんに会いました。

初めは少しいい表情で、年末年始の外泊許可が出たと
話してくれたのですが…

途中で浮かない顔になり、自分のなかで幻聴が酷いことを言っている。
そのことがそとに漏れて、伝わってしまうのでツラい。
みんなが笑ってバカにするのでどうしていいか分からない、
外泊も行って大丈夫でしょうか?
私はどうしたらいいですか?
自分は迷惑をかけているから、いないほうがマシ…

またもやネガティブ思考のループにハマってしまいました。

外に出たら最後、自分の考えが周りの人に伝わって、
大変なことになるんじゃないか。嫌われるんじゃないか…
という不安がとても強くなってしまうようです。

辛いなら、外泊はまたの機会にしよう、という結論に落ち着きました。

他の患者さんが誰もMさんを不審に思ったり、
嫌がったりしていないことを確認してもらうために、
2人で棟内を一周しました。
実際、普通に話しかけてくれる患者さんもいるのです。

それでも彼女は、考えが伝わって、みんなに嫌われているに違いないと、
いいつのります。
この一線はどうにも譲れないみたい…
そのまま平行線になりそうでしたので、話を切りあげました。

自分の席に戻って一服、深い疲労感にため息をつきました。

AさんとMさん、2人は同じ診断で、
年齢も病気にかかっている年月も近いものがあります。
でも2人の心のありようは全く正反対といってもいい。
この違いはどこからくるのでしょう。

モチロン、2人は家族的な背景や育った環境も全く違うので、
違うのは当然なのですが…

目の前の現実やスタッフのアドバイスを
比較的素直に受け入れられるAさんと、
一旦思い込むと、例え現実と矛盾していても
頑なに考えを変えようとしないMさん。

周りから嫌われているような不安を持ちながらも、
そうではないかも…と修正できるAさんに対して、
Mさんはみんなが自分を嫌っていると確信している。

Aさんが病気となんとか付き合っていこうとしているのに対し、
Mさんはいつも病気に圧倒されてしまい、
自分ではどうにもならないと諦めてしまいがち。

Mさんにとっては、普通に接してくれる人がいる現実は
受け入れられず、嫌われてひとりぼっちの状態こそが、
現実だと思い込んでいるようです。

Mさんにも健康的な面や自分で対処するチカラがあるのですが、
そうした部分から目をそむけて、いつまでも病的な自分に
とどまり続けているようにも見える。

確かに、現実は厳しく冷たいところがあるかも知れない。
戻るお家も社会も、大変な状況だったりする。
ずっと病気でありつづけたほうが、
ある意味居心地?はいいのかも知れません。

でも一方で、Mさんを温かい目で見てくれる人がいるのも、
現実なのに…。

この2人はどんな新年を迎えることになるのか。
来年も頭痛のタネは尽きないみたいです。

たなびくライラック




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長くて寒い1日~サポーターのための認知療法

この一週間、仕事が押してたり風邪をひいたりで
すっかりネットから遠ざかってしまいました(汗)。

本当はもっと早く書きたかったトピックで、今さら…という気もしますが
勿体ないんで載せちゃいますね。
ウルブス戦があったから書けるコトかも知れない。

先々週の土曜日のことです。
朝から夜中まで、ひじょ~に密度の濃い、長いながい一日でした。

昼間はまる一日研修会で、朝から夕方までぶっ通しで勉強!
今回は裏方だけなので気は楽でしたが、午前は認知症のスクリーニンク検査、
社会復帰のための心理教育グループ、家族教室の運営と、3種の演題を聴き、
午後は心理アセスメントと心理療法についての勉強。

それぞれ違うテーマが並んだため、思考のチャンネルを切り替えて
ついていくのが大変でした。
まぁ、いずれも仕事に関わる内容で刺激になったし、
同業の人がこれだけのことをやっていると思うと、とても励みになりました。

その後、反省会兼打ち上げ会場で1時間ほど過ごしてから、
慌ただしく恵比寿へ移動。
サポータークラブのクリスマス会に駆けつけました。

入り口

会場写真撮影 by tamaさん


貸し切りにしたお店の入り口にはThis Is Anfield のフラッグ、
会場内はクラブメンバーが撮ってきたLiverpool現地観戦の写真が飾られ、
まさに気分はAnfield !
ちょうど宴たけなわで、いい感じに盛り上がっている最中でした。

柱写真


今年は、メンバー同士でペアを組んで質問し合うという新企画があり
初めての参加者や普段顔を合わせない人でも話の糸口がつかみやすく、
これはいいアイデアだと思いました。
とはいえ、遅れて参加した私は流れに乗りきれず(仕事モードを引きずったのか)、
ちょっとズレたことを言ってしまい、焦ってしまいました~。

その後、初登場のAさんが現地で手に入れたアディダスの最新カタログ
(アッガーやシュクルテル、インスアのカッコイイショット満載!)や、
CLの試合の動画や写真を見せてもらってしばし歓談。

窓写真


いい感じに酔いが回ってきたところで、毎年恒例のクイズ大会の始まり~。
出題者の会長さんが、一位の賞品はシャツ(今季のアウェイユニ)!、と煽り、
みんなが四苦八苦するのを楽しそうに眺めています。
リバプールの歴史だけでなくイングランドサッカー全般の歴史に詳しい
会長さんが出してくるのは、
1969年のリーグ優勝チームは?そのときの2位は?とか、
○○年にカップダブルを決めたクラブは?など、マニアックなものばかり。

そんな歴史までチェックしていない私たちは頭を抱えてしまいましたが、
けっこうまぐれでも当たるんですね~。
私は9つ正解して、ライバーバードのキーホルダーをゲットすることが出来ました!

1位の人はさすがにまぐれではないシッカリした知識をお持ちのようで、
カーリングカップとFAカップの違いをきちんと説明していました。

メッセージカード


その後はパーティーをたたんで、フットニックへ移動、
ポンペイ戦をみんなで観戦。
今日も気持ちよく勝てるかと期待していたのですが…
結果はあの通り。
攻めたてながら決まらない時間帯が続いたあと、
相手に先制され、いや~な予感。
無謀なタックルにいったますっちが肘打ちを食らわして、
一発レッド。あーあ。

これで一気に形成不利となり、押し込まれる一方に。
それでもカウンターで攻め込む瞬間もあったのに、
こういう日はなにをやっても上手くいかないのか、シュートが決まらない。

逆に最下位のポンペイのほうがスピードを活かしてサイドをえぐり、
左右から上手く揺さぶりをかけてきてましたね。

そのまま試合は2―0で終了。
フットニック観戦で黒星は久しぶりです…。
クリスマス会で盛り上がったあとの敗戦はさすがにこたえました。

終わったあとも、お店に残ってひとしきりグチグチ。

どっかのマン○ファンみたいに、勝って当たり前みたいに
思い込むのもどうかと思うよ…
今季は何位で終わるんだろう?4位なんて甘い、6位ぐらいかも…?
いやいや、みんなスーネスの時代を知らないでしょ?
あの頃はもっとひどかったんだから~最後は12位よ。
最悪ってわけではないし、もっとひどいシーズンもあったのだから…
みんな苦しまぎれでも、チームをフォローしようとする。

ネガティブに引っぱられそうな発想を、なんとかニュートラルに
戻そうとしているようでした。

日付も変わる時間になり、Kanagonさんと駅へ移動。
でも何となく名残惜しくて、一足先にお店を出たぐてぃさんと合流、
駅近くのカフェでコーヒーを飲んで温まりました。

この日の東京の冷え込みはまた格別、わざわざ東京まで来て、
あの試合を見せられたkanagonさんとぐてぃさんは、
さぞかし寒さが堪えたことしょう~。

私も、かなり頑張った一日の終わりがこれでは、やりきれませんでした…。

でも、せめて一緒にお茶してあったまって、
嫌な気持ちを吐き出せたのはよかったかな~
1人で抱えていたらかなりツラいけど、他のひとの意見を聴くことで、
気持ちが軽くなりました。

まだ最悪ってわけではない

この状況がずっと続くとも限らない

もし、このまま不本意な結果に終わったとしても、
そこには何がしかの意味があるんじゃないか?

大体、勝って当然みたいに思い上がるのもどうよ?

どっかのサポは負けると選手をボロクソにいうけど、
私たちが同じことをしていいの?

今までビッグ4とか言われて、少しテングになっていたことへの警鐘なんでは?

例えビッグ4からずっこけたとしても、もっとひどいシーズンもあった。
それでも乗り越えてきたのがりばさぼなんだから…

これってサポーターのための認知療法かなぁ…?

思わず苦笑してしまいました。

認知療法についてはコチラを

そう、まだまだシーズンは続きます。
これで凹んではいられない!
顔をあげて、歩きつづけなくっちゃ。

ちょっと元気が戻ってきたところで、2人と別れて帰途につきました。
遅れ気味の終電をのりついで、ウチに辿りついたのは2時近く。
家を出てから18時間が経っていました。

いや~この日が永遠に続かなくてよかったです…。

ブースカ@サイン会

イロイロあっても応援し続けるのがサポーターだもんね♪


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1人じゃないと思えること~患者さんに伝えたいゆるねばの心

昨日、グループで話しあいをしていたとき、
ある患者さんがとても印象的なことを話してくれた。

その人はいつも斜に構えたような様子で、
他の患者さんを上から目線で眺めていた。
『私はこの人たちとは違うのよ』とでも言いたげに。
病気のために治療やリハビリが必要だという自覚もなかったし、
何のために入院しているのかということも、よく分かっていなかった。
主治医がゴーサインを出せばいつでもすぐ退院出来て、
自宅で暮らせる、と言い切っていた。

ういう人に限って、実際の自分の姿が見えていないものだ。
実際には症状に左右されて、普通の日常生活のリズムを
キープするのも難しかったし、セッション中も症状のために
堅い表情で自分のカラに閉じこもりがちだった。

前回のセッションまでは
なんでこんなコトやんなきゃいけないのよ~?
みたいなオーラをバリバリに出していたのに
どうしたわけかこの日は、
来たときから穏やかな表情を見せていた。

音楽の話題から、ずっと弾いていたピアノや
大好きなシャンソンのことに話が拡がるうちに、
滅多に見せない笑顔がこぼれた。

そして、このグループに参加した感想を聞かれたとき、

『ここに参加して、幻聴に苦しんでいるのが
自分だけではない、みんなも辛いなかで頑張っているんだ。
私1人じゃないんだと思えました。
これからは退院目指して、頑張っていきたいです』


と、シッカリ語ってくれたのだ。

おお~!すごい!
この人の口からこんな言葉が聞けるとは!

思いもよらない発言にビックリしつつ、
メンバーもスタッフも拍手を送り、
その場は温かい雰囲気に包まれた。

このグループに参加している患者さんは、
ほとんどが幻聴や妄想などの深刻な症状を抱えている。

比較的理解が得られやすいうつ病やパニック障害とは違って、
なかなか一般の人、身近な家族にすら理解されにくい症状だ。

自分の症状や辛さを分かってもらえないと、
1人で抱えこみ、閉じこもりがちになってしまう。

もし、幻聴や妄想があることを気づかれたら、

変な人と思われるのではないか?
嫌われるのではないか?

と恐れて、いつもびくびく身構えている。

そんななかで、他の患者さんと一緒に
リハビリのためのグループに参加したことで、
色んなコトに気づくようになる。

今まで自分1人だけが苦しんでいると思っていた症状が、
実は他の人にも共通しているもので、
病気がなせるものであること、
治療やリハビリに取り組むことで、症状をコントロールして、
ホドホドにつきあっていくことも出来ること、
同じように辛さを抱えながら、リハビリに一緒に取り組む
仲間がいることなどが分かってくる。

現実的な関わりのなかで、病気のことをきちんと把握し、
一緒に頑張る仲間がいることに気づける意味は
測りしれないほどおおきい。

それこそ、You’ll Never Walk Aloneの心じゃないけど、

1人じゃない、共に歩む仲間がいることが、
どんな大きな支えになり、励みになることか…


リバサポならば骨身に染みて分かっていることだ。
(あ~やっとサッカーネタに繋がった!)

時々ここにも登場するMさんは、まだそこに辿り着けずにいる。

彼女は、自分の考えが筒抜けになってしまうという
深刻な症状を抱えている。
例えば、不満や怒りなど他の人へのネガティブな気持ちが、
そのまま周りに伝わって、そんなことを考えている自分が
嫌われてしまうのではないかと恐れている。

病棟でも食堂や談話コーナーのような人の集う場所には
いくことができず、部屋に引きこもったままだ。

そういった症状を持っているのは自分だけで、
自分だけがツラい思いをしている、
自分は1人ぼっちだとしきりに言う。

主治医や私から、
ホントにそうかな?
みんなも同じような病気でここにいるんじゃない?
他の人の考えが伝わって来ないように、
アナタの考えも口にしないかぎり分からないけどね~?
と、少しずつ現実的な揺さぶりをかけても、

『皆さん大人だから。ホントは伝わっていて、
嫌がられているんです。口に出さないだけです。』
と頑なに言い張る。

うーん。
こうなると、治療スタッフがなにを言っても、
所詮健常者にはわかりっこない!
みたいな構えを強固にしてしまうだけだろう。

もし彼女に、冒頭にあげた患者さんの言葉を聞かせたら、
どんなふうに受けとめただろうか。
ホントは違うのに、本心と違うことを言っているんだわ、
と思うだろうか。
それとも、

ああ~!同じ立場の人がいるんだ!
と、実感持って気づいてくれただろうか?

治療スタッフから何百回病気のしくみを説明するよりも、
たった一度、同じような症状で苦しんできた人の
なまの体験を聞くだけで、ストンと腑に落ちるような、
実感を伴った気づきが得られるような気がするんだけどね。

Mさんに、ゆるねばの心を伝えるには、
まだまだ時間がかかりそうだ。

ライラック

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さよなら赤い彗星

また1人、多くのファンに愛された選手が
グラウンドを去っていった。

阪神の黄金期を支えてきた赤星選手。
小柄ながらも俊足を活かして盗塁のヤマを築いてきた。
5年連続盗塁王はセリーグ記録だ。

2003年のリーグ優勝を決めた
サヨナラヒット今でも鮮明に覚えている。
彼が塁に出れば得点の予感がした。
どれだけ彼の存在に助けられたことか。

持病の頸椎ヘルニアを抱えながら出場していたが、
今シーズン9月の試合で脊髄を損傷
現役続行が命の危険も伴うとのことで
苦渋の選択をせざるを得なかったようだ。

まだ33歳、
まだまだ十分活躍できる年齢。
どんな想いでこの決断をしたのだろう。
彼の姿が見られなくなるなんて
たまらなく寂しい。。。

どんな人生にも必ず終わりは来る。
ハイレベルな闘いが求められる
プロスポーツとなればなおさらだ。
いつかは、闘えなくなる日がくる。

その日をどう迎えるかに、
その人の生きざまが現れるような気がする。

グランドで車椅子にサインをする彼をみて、
最後までこだわりを貫いたんだなあ~と思った。

9年間、本当にお疲れさま、そしてありがとう!
まずはゆっくり身体のケアをしてほしいけど、
いつか別のかたちで、戻ってくれたら…と思う。

You 'll Never Walk Alone!

赤星引退


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壊れたレコード

先のエントリーに書いたMさんのその後です。

彼女はとても拘りの強いところがあって、
ちょっとでも気になることがあると、
ず~っとそれに囚われてしまいます。

特に、自分の言ったことやしたことなどが、
適切ではなかったのではないか、
相手に迷惑をかけているのではないかということを
ひどく気にします。

そして一旦キニナルモードに入ると、
いつまでもそのことに拘り、
ああでもない、こうでもないと日がな一日、
悩み続けるのです。

もっとほどほどで切り上げたり、
適当に流したりが出来ればいいのに~と思うのですが、
そういうことが彼女にとっては最も苦手なことなのでしょう。
というか、思いつかないのかも…。

一昨日も、彼女はある人に対する自分のふるまいが
適切ではなかったのではないか?
相手に迷惑をかけたのではないか?
…という話を延々と語ってくれました。

ホント~に申し訳ないことを
してしまったんです…


というその同じフレーズを、
何回繰り返し聞かされたことか!

まるで壊れたレコードみたい

と思ってしまったのでした…。

私は彼女の相手を思う気持ちを汲みながら、

迷惑なんかかけてないよ~とか、
長い付き合いなんだから、
向こうもMさんの気持ちは分かってるよ~、
とか、
そうやってグルグル考えてると
余計に具合が悪くなるよ~
などなど…
何とかなだめすかそうとしたのですが、
どうにも収まりそうもありません。

その話の途中で、私はあることをお願いしたのですが、
彼女は一瞬キッと険しい表情をのぞかせ、
唇を強く噛みしめました。

先生は分かってくれないんだ!
こんなにも私が申し訳なくて、
ツラい思いをしているのに~!


そう言いたげでした。

結局、この日は小一時間ほど話を聴いていたのですが、
彼女は私の時間を、ある意味独占してしまったことには、
全く気づいていないのでした。

自分のやってることって、
案外見えないものなんですよね…。


銀杏4



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Underdog のメンタリティ

昨日は泣き言みたいな記事をアップしてしまい、
みなさんにご心配をおかけしてスミマセンでした。

いつも人の愚痴を聞いてばっかりなもので、
ついつい自ブログではぼやきたくなってしまうのです。

一時は本当にカラダが反応してしまって、
寒気と吐き気が収まりませんでした。
心身ともに消化不良を起こしたんでしょうね。

まだ事態は流動的ですが、
すぐに立場が危なくなるわけじゃないので、
もうちょいアタマを冷やして考えます。

いつの間にか、謙虚を通り越して、
自虐的になる癖がついてしまったようです。
一種の自動思考ですね。。。

でもね、冷静に考えたら、
今の立場を脅かされるような事態を、
甘んじて受け入れなきゃいけない、
そう考えるコト自体がおかしい。

何を言われても、されても仕方ない
弱い立場なのは当たり前…みたいな
思い込みに囚われているってことだから。

例え国家資格じゃなくても、経営に貢献できなくても
私たちはこの仕事に自覚と責任感と誇りをもって
キッチリ取り組んでいる。
それは主張していいコトなんじゃないかな。

ちゃんと私たちの存在価値を認めて
応援してくれる人も確かにいます。
彼らのバックアップと、
自分たちが積みあげてきたことを信じて
頑張っていこうと思います。

まだまだ諦めませんよ~!

地元の花


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充実の週末 波乱の週明け

も~ナンだか、自分の直面している事態が信じられない。

何でこんなにわけの分からないコトが次々と起こるのか?!

先週は忙しかったけど、いろんな面で充実していた。
ところが今日、いつものように出勤したら、
自分の知らないところで、トンでもない事態が発生!
それによって、今の立場さえも危なくなる可能性が
出てきてしまった。

来年のAnfield行きは諦めざるを得ないかも知れない。

あまりの急転直下にアタマもカラダもついていけない…。

つい先週の日曜日は、充実したひと時を過ごして、
ぼやけていた視野がクリアになったような、
とっても爽やかな感覚があった。
何とか自分なりにこの仕事でやっていけそうだ、
という手ごたえを感じていたのだ。

それから、週末にはりばさぽさんたちと
短い時間だけどオフ会をやっていろいろ愚痴りあったり、

大学院の仲間との勉強会&カラオケで元気パワーをもらったり、

ボランティア仲間の飲み会に久々に呼ばれて、
旧交を温めながら、自分の仕事の原点をもう一度確認したりして

しっかり充電できた週末だったのに…。

この先この仕事を続けていけるかどうかさえも分からない。

つくづくサイコロジストって弱い立場だと思う。

一所懸命真摯に勤めているつもりなんだけど、
全く別のところの思惑によって、翻弄されてしまうこともある。
国家資格を持たない悲しさなのかな~。

この歳になると、ちょっとやそっとでは動じないと思ってたけど、
さすがに凹んでいます。。。。

まあ、チームもアレな状況なので、お互い様と思って、
しぶとく頑張るしかないですかね。。。。

川べりの花

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危機2発!~Merseyside Derbyと危機介入

キャラ@ダービー

そんなわけで、公私ともにビッグ・イベントがあった先週末。

公の研修会は前のエントリーにも書いたように、
どうにかこうにか無事に終え、ホッと一息。

私は…いわずもがなのMerseyside Derbyですが、
こっちも執念で勝利をもぎとって、胸をなでおろしました。

マスッチ@グディソン3


マスッチのミドルシュートが相手DFにあたってOG、
先制点を奪ったものの、どっちかっていうといい攻めを展開したのは
エバトンのほう。

もうこりゃ、追い付かれてもしょうがないかな?
…と思いました。
やっぱりこの日もレイナは神様でしたね!

レイナ@グディソン


いつもピッチを駆け回ってチャンスを作り、
危険の芽を摘んでくれる鉄人カイト。
この日は値千金の追加点を決めてくれました!
日頃の献身が報われましたね!

カイトの笑顔

カイトの笑顔、エクボができてカワイイ♪

Derbyならではの白熱した攻防。
今週もまた流血事件…。

流血@グディソン


薄氷を踏む戦いが続きますが、
とにかく一つ一つ勝っていくことが大事ですね!


ところで、先週末の研修会直前、ちょっと危機的なことがあって、
肝を冷やしました。

受け持っている患者さんの1人Mさんが、非常に不安定な状態になり、
入院することになったのです。

Mさんの様子がいつもと違うのは、金曜日に会ったときに感じました。
普段は困っていることやツラいことを率直に話してくれるのに、
この日はどこか諦めたような、もうどうでもいいみたいな
なげやりな感じを受けました。

その後、ただならない様子を心配した家族が、
私たちに連絡してきました。

看護師さんと一緒に自宅に伺うと、Mさんと家族が言い合っています。
Mさんにとっては、家族が気を回して病院に連絡したことが、
子ども扱いされた、一人前に見てくれない、と
感じられたようでした。

大丈夫なんだから、ほっといてよ!
1人にしてよ!もう子どもじゃないんだから…
…としきりに言うのですが、
その様子はとても1人に出来るようには思えませんでした。

看護師さんと私と、最終的には主治医もまじえて説得、
翌日入院となったのですが…。

本人は誕生日を病院で過ごすことになり、
とてもつらいようです。

あの時家族が自分を信じてくれたら、
誕生日をお家ですごせていたのに…といいます。

それも本音だとは思うのですが、
やっぱりあの日のMさんは、1人にしていい様子ではなかった。

ナゲヤリで、病気と付き合っていくことに疲れはてて、
何もかも投げ出したいような雰囲気があったのです。

だからもし、私たちがうかがわなかったら、
万が一のコトもあったかも知れません。

Mさんに限らず、患者さんは、出来るだけ援助の手を借りず、
やれることは自分1人でやりたい、と言います。
その気持ちはモチロン大切なのですが、
本当は症状を軽めに報告していたり、
状態の悪さを隠したり、否認していることも
ありえるのです。

ホントに大丈夫なのか、いつもと違うサインはないか、
慎重に見てあげる必要があります。

今回のことはMさんにとっての危機だったと思っていますが、
どこで介入するかのタイミングの見極めは、
デリケートな問題だなぁ~と実感しました。

いや~人を援助するって、
ホント~に難しいですね~。


…という危機二発の週末だったのでした~。

赤いダンゴ@グディソン

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今年もあと1ヶ月

今年もあと1か月を切りました。

街はすっかりクリスマス一色。
なんとなく行き交う人たちも気ぜわしい雰囲気です。

ついこの間、よいお年を…なんて言ってた気がするのに。
時が経つのは、本当に早いものです。

みなさんにとって今年はどんな1年だったのでしょうね?

私的には…2つ3ついいこともありましたが、
あんまりパッとしない1年だったかなぁ~。

Liverpoolにまで行けたじゃないか!と
突っ込まれそうだけど、
プライベートでよかったことって、
それくらいしかなかったんですよ。
そう、りばさぽ絡みの交流は充実してたけど
それ以外はサッパリだった1年でした。

自分なりに頑張ったことも多々あるけど、
殆ど家と職場と研修会の往復だけで、
大きくバランスを欠いていたと思う。
楽しかったことが数えるくらいしかない。

人にライフ&ワークバランスを説く立場なのに、
自分がこれじゃあいけませんね。

来年はもうちょっと、オフの時間を充実させたいものです。

SN3G0055_0001.jpg


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ミッション完了!

日曜日のプレゼンテーション、無事に終わりました!

すっごい緊張して、途中パワポの操作も間違えて、
焦りまくりましたが、最後には度胸が据わっている自分を感じました。

メインの講師の先生が、本当に素晴らしい方で、
私のつたない報告にも丁寧なコメントをしてくれました。

何が患者さんにとって望ましい支援に結びつくのか、
一つ一つのデータを緻密に読み込んで、
見立てと必要な援助を組み立てていくプロセスは、
本当にお見事としかいいようがありません。

臨床家としての真摯な姿勢に感銘を受けて、
また初心に立ち返らなければ…と思いました。

私のデビュー戦は、今後に繋がる貴重な体験になりました。
心から、やってみてよかったと思っています。

それにしても、あの規模の会場でさえこうなんだから、
4万の目の肥えた観衆のまえでプレーする緊張と興奮はさそかし…
って思いましたよ。

若い子たちがプレーするときは、あったかい目で見てあげましょうね~。

マスッチ@グディソン

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